ISSPワークショップ「表面界面スペクトロスコピー2023」
東京大学物性研究所 & 表面界面スペクトロスコピー研究会 共催

2023/12/22更新

講演申し込み(2023/11/30に締め切りました)
参加登録フォームを構築(参加者は下記の登録フォームに記入をお願いします。懇談会も受付中です。)
口頭発表プログラムを決定しました:口頭発表プログラム(2023/12/4版)
ポスター発表プログラムを決定しました:ポスター発表プログラム(2023/12/6版)
要旨集を編集しました:要旨集ダウンロード(2023/12/13版)
チュートリアル講演の資料集(印刷物)は当日会場で配布します
スチューデントプライズ受賞者と次回世話人が決まりました(2023/12/21)

 表面・界面は、最近注目されているトポロジカル物質の表面状態など学問的な観点からだけでなく、物質変換・エネルギー変換の舞台であるがために、地球環境・エネルギー・情報分野における課題解決につながる触媒・太陽電池・燃料電池・二次電池・各種デバイスなど応用面でも重要性が増している。実験手法および第一原理計算の進歩により、理想的なモデル表面だけでなく、実際の材料における動作環境下での表面界面を局所的にオペランド観測することも可能になってきた。また、表面界面では細部に物性や機能発現の本質が存在することが多く、それらを原子・分子スケールで観測し理解することができるようになってきた。 「表面界面スペクトロスコピー研究会」は、表面・界面の物理的・化学的性質を分光学的に探求する実験および理論の研究者が集まり、全参加者が集中的に議論することで、最新の研究についての情報交換、問題意識の共有をはかることをねらい、年1回開催されてきた。表面振動分光、局所プローブ顕微/分光、表面非線形分光、光電子分光、放射光分光など、表面・界面に敏感で選択的な分光実験や理論研究を中心とした最新の研究成果の講演(招待講演と一般講演)およびポスター発表を通じて、多様なバックグラウンドを持つ研究者が討論を通して相互に理解し、新たな共同研究が生まれることを目的としている。今回は、物性研究所・所員による2つのチュートリアル講演も含まれている。
*最近の「表面界面スペクトロスコピー研究会」について



登録者数:128名、実参加者数:12/20=110名、12/21=81名(懇談会参加者数69名)

日時:2023年12月20日(水)〜12月21日(木)
場所東京大学物性研究所6階講義室
内容:物質の表面・界面における物理と化学について、最新かつ重要な研究成果の公開と徹底的な議論を行う。
招待チュートリアル講演A(2023/12/20 am):松永隆祐(東大物性研)「テラヘルツ分光の基礎と固体の高速ダイナミクス研究」(50+10分)
招待チュートリアル講演B(2023/12/20 am):井手上敏也(東大物性研)「対称性制御によるファンデルワールス結晶界面の物性開拓」(50+10分)
招待講演1(2023/12/20 am):稲垣 泰一(慶応大理工)「低波数ラマン分光シミュレーションによる界面水の分子間振動と緩和ダイナミクス」(40+5分)
招待講演2(2023/12/21 am):熊谷崇(分子研)「探針増強ラマン分光による原子・分子スケールの構造とダイナミクスの探索」(40+5分)
招待講演3(2023/12/21 pm):長谷川修司(東大理;日本物理学会会長)「量子物質表面の構造・電子状態・電子輸送」(40+5分)
一般口頭講演(2023/12/21 am&pm):8件(プログラム参照)
学生賞応募口頭講演(2023/12/20 pm):6件(16名の希望者から要旨の内容を世話人14名が査読し、投票により6名を選びました。残りの10名はポスター発表をお願いします。)
ポスター発表(2023/12/20 pm):47件
*チュートリアル講演と招待講演は日本語です。口頭発表、ポスター発表では、英語での記述を推奨します。英語講演も可能です。*
参加費:無料
懇談会:12/20水曜日のポスターセッションの後に予定しています(有料)。下記の参加登録フォームに懇談会参加申し込みの項目があります。
参加登録本登録フォームに記入をお願いします。 当日まで受け付けます。

講演申込:2023年11月30日(木)までに,講演題目(日本語&英語),所属,著者、講演内容を記した講演要旨(A4で1ページ)を作成し(テンプレート「ISSPWS_SIS2023Abst_Name.docx」を利用して下さい)、下記の講演申し込みフォームを通じて申し込んで下さい。発表のカテゴリーは、一般口頭講演(25分講演+5分質疑応答;6件程度)、学生賞応募口頭講演(20分講演+10分質疑応答;6件)、ポスター発表を予定しています。講演発表者を第一著者としてください。学生賞応募口頭講演を希望する者は名前に続けて(S)と記入して下さい。講演の採否とプログラム編成は、講演要旨に基づき、世話人委員会が判断いたします(口頭発表からポスター発表(2023/12/20午後後半)に回っていただく場合があります)。
講演&ポスター申込先本講演申し込みフォームを経由して講演/ポスター申し込みをお願いします(2023/11/30に締め切りました)。
連絡先:東京大学物性研究所 吉信淳 (本年度の世話人代表)
今回のワークショップの世話人:所外:荒船竜一(物材機構)、奥山弘(京大)、金有洙(理研、東大)、米田忠弘(東北大)、近藤剛弘(筑波大)、杉本敏樹(分子研)、高木紀明(京大)、中嶋敦(慶應大)、横山崇(横浜市大)、渡邊一也(京大・理) 所内:尾崎泰助、杉野修、長谷川幸雄、松田巌、吉信淳

口頭発表プログラム(2023/12/4版)
ポスター発表プログラム(2023/12/6版)
要旨集(2023/12/13版)
学生賞受賞者(決定しました)
次回の表面界面スペクトロスコピー研究会の代表世話人は、東北大学多元研・米田忠弘教授 です


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